若いカップルでも「寝室は別」が増えている!?

最近は「夫婦別寝」という言葉ができています。住宅リフォーム業界では、主にシニア層を対象に、夫婦の寝室を別にするような改築を勧めるケースもあるようです。セックスの頻度が少なくなれば、別々に寝た方が何かと気兼ねも少なく、安眠できるという事情があるのかも知れません。「夫のイビキがうるさい」という不満を持つ妻にとっては、別々の寝室で寝る方が良いということはあるでしょう。

しかし、最近は20代、30代の若いカップルの中にも、別々の部屋で寝る人たちが増えているそうです。夫婦は一生涯同じ部屋で寝るものという習慣は、もはや過去のものになりつつあります。どうしてそんなことになっているのでしょうか?

30代でも6組に1組は夫婦別寝だそうです

2008年に東京ガスが調べたところによると、70才以上の夫婦では半分近くが別々の部屋で寝ているそうです。夫婦別寝は年齢とともに増加しますが、結婚してまだそれほど年数の経っていない若い世代では0に近いはず。ところが、40代で4組に1組、30代では6組に1組が別寝をしていることが分かりました。シニア層の場合には、日中も夫婦が一緒に過ごしているケースが多いので、「せめて夜くらいは別々に」というのも理解しやすいのですが、若い世代で、となるとなかなか理解しにくいもの。

また、同じ部屋で寝てはいるものの、寝具・ベッドは別々という夫婦も、40代でも30代でも半数以上います。同じ部屋で同じベッドで寝ているカップルは、40代では2割ほど、30代では3組に1組ほどしかいません。若い夫婦の場合には、子どもと一緒に寝ているケースも多く、そのために別の寝具で、あるいは別の部屋でということもあるのでしょうけれど、これでは性生活を十分に行えないのではないでしょうか?

夫婦別寝はセックスレスの元になっている?

最近は若い夫婦の間にもセックスレスが増加しているといわれています。特に、妻の出産を機に性生活の頻度が少なくなるケースが多いようです。子どもが生まれると、夜泣きや授乳のために妻は子どもにつきっきりになります。日中仕事をしている夫にしてみれば、同じ部屋で眠っていると夜中に起こされ睡眠不足になりがちです。そのために、最初から別の部屋で寝ているというケースもあるようです。

こうしたことがセックスレスの原因にもつながっています。子ども中心の生活が夫婦の間に距離をつくりだし、セックスをしなくても夫婦が成立してしまうかのような錯覚に陥ってしまうのです。とくに、妻は子育てに必死になるあまり、夫への関心が薄れがち。性生活がないことが「当たり前」になってしまい、敢えてしなくても構わないと思うようになる危険性があります。夫婦が別々に寝るようになると、セックスレスにはまってしまうことになるのです。

若い夫婦の間で、夫婦別寝が増えています。それが性生活に影響を与え、夫婦の関係が希薄になる原因ともなっているようです。若いときにセックスレスになってしまうとそのまま中年、シニアになっても続いてしまう可能性が高くなります。早めに手を打って性生活を復活させる工夫が必要でしょう。

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